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4種の塩について

浜守の塩

浜守の塩は、日本でも有数の漁場を有する浜田の海・日本海の海水だけで炊き上げた自然海塩(平釜塩)です。浜守の塩は、塩の結晶の大きさを細かくした粉雪のように非常にきめの細かな塩で、どのような用途にも使用できます。荒塩は、低温で炊き上げた粒の大きい塩で付け塩としてお使いいただくのがお勧めです。

浜守の塩の栄養成分分析

栄養成分 (100g中)
検査項目浜守の塩浜守の藻塩
エネルギー2 kcal6 kcal
タンパク質0.1g 未満0.1g 未満
脂質0.1g 未満0.1g 未満
炭水化物0.1g1.6g
ナトリウム38g38g
カリウム23mg40mg
カルシウム220mg250mg
マグネシウム40mg100mg
ヨウ素
1mg 未満

浜守の塩・藻塩成分検査:(財)島根県環境保健公社

浜守の塩は、海水のみを原料としているので、塩化ナトリウムの濃度が高すぎず、私達の体の機能の維持や調整に役立つ、海からの恵みの天然ミネラルが含まれています。

平釜でじっくり炊くことでさまざまな天然ミネラルがバランス良く含まれた塩となりました。

藻塩の原料のカジメは、ヨウド、カルシウム、鉄分、ビタミンAなどを多く含むので、髪を美しく保ち、血液をサラサラにし、免疫力を高めるなど美と健康を保つ成分が豊富な海の野菜です。

藻塩はこのカジメのエキスが入っている分、カリウム、マグネシウムが多く含まれていて、塩化ナトリウムが普通の食塩の約3/1なので体に気を使われている方には特にお勧めの塩です。

成分解説:

マグネシウム
マグネシウムは海藻類に多く含まれており、人体における約300種類にもおよぶ酵素の働きを助ける必須ミネラルです。
神経の興奮を抑えたり、体温や血圧を調整する働きがあり、カルシウムと共に骨や歯をつくるミネラル成分です。
カルシウム
カルシウムはミネラルにおける代表格ともいえる栄養素で、丈夫な骨や歯を作る事はもちろん、そのほかにも精神を安定させるといった重要な生理作用があります。

カルシウムとマグネシウムは相互に連携しており、バランス良く摂取することで、健康保持に重要な役割を持つミネラル分です。体内での、カルシウムとマグネシウムの理想比は2:1と言われています。

カリウム
カリウムは、野菜や果物、海藻などに多く含まれているミネラル分ですが加工により失われやすいミネラルの一つです。
生成された塩はそのほとんどがナトリウムですが、自然塩にはカリウムが豊富に含まれています。
人間の体で細胞内液にあり、体液のバランスを調整する働きがあったり、浸透圧の調整を行う働きがあったり、神経伝達や筋肉の収縮にも大きく関係している成分です。ナトリウムの取りすぎは高血圧を招く要因ですが、カリウムは、ナトリウムの排せつを促して血圧を下げる作用があります。このカリウムが不足してしまうと、疲労感を感じたり、ひどくなれば心臓の働きにも影響してきます。(*腎臓病や透析をされている方は、カリウム摂取制限が必要です)

浜守の塩の種類

4種の塩浜守の塩シリーズには塩の粒の大きさが違う「浜守の塩」・「浜守の荒塩」の2タイプと・アワビやサザエが好んで食べるというカジメ(海藻の一種)という海藻を一緒に平釜に入れて炊き上げた「藻塩(雪)」・「藻塩(荒)」の4つのタイプがあります。

浜守の塩

浜守の塩は、島根県浜田市にある瀬戸が島町の海水を使用しています。約17メートル下の細石を通り濾過されたきれいな海水のみを汲み上げ、薪で炊いて塩を作っています。

塩分濃度が28%を超えると、塩の結晶ができはじめるのですが、浜守の塩のように粒の小さい結晶を造るためには、強火で一気に炊き上げ、素早く結晶にします。

その後、脱水機にかけ余分な水分を飛ばし、細かい目のザルを遣って、更に小さい粒、パウダー状の塩として、分類します。

浜守の雪塩 

結晶の粒が細かいので、舌触りがとてもなめらかで、そのまま舐めていただくと口の中でふわっと溶けます。

塩の結晶の大きさを細かくしているため、どのような用途にも使用できます。

浜守の塩(荒)

浜守の荒塩は浜守の塩と同じように海水のみで作っています。

結晶の粒を大きくするため、時間をかけてじっくり煮詰めていきます。

細かい塩よりも口あたりが更に柔らかく、まろやかな塩辛さなので、天婦羅や焼き魚、焼肉などの付け塩として、使用していただくのがおススメです。

また、野菜の甘みを惹きたてるので、サラダや蒸し野菜に少量をかけてお召し上がりいただくのも美味しいですよ。

浜守の藻塩(雪)

浜守の塩と同様に、海水を煮詰めて作っていきますが、浜田の海で育った「カジメ」という、アワビやサザエが好んで食べるという海藻を一緒に平釜に入れて薪で炊き上げて作ります。

ほんのりと海の香りが感じられる藻塩はカジメからの成分が含まれるため、若干褐色になっています。藻塩には、カジメの栄養、ミネラルが豊富に含まれており、塩なのに甘みが感じられます。

尖った塩辛さではなく、ほんのり甘みのある藻塩は、汁物や煮物にご使用いただくのがおススメです。

カジメのダシが出て美味しくまろやかに仕上がりますよ。

浜守の藻塩(荒)

浜守の塩(荒)と同じように、結晶の粒を大きくするため、時間をかけてじっくり煮詰めていきます。

どの塩もまんべんなくご注文いただいていますが、ほんのり甘みが感じられ、より素材の旨みを惹きたてる藻塩(荒)は、蒸し野菜・天ぷら、焼き肉などの肉料理のつけ塩として人気が高いです。

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